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仏法夜話〜落語の巻〜のご報告(1)

昨日は十三夜でした。
十五夜のお月見だけだと‘片見月’になるからよくないとも言われているそうで、昌福寺では十五夜のお月見コンサートとセットで、十三夜には落語を聞く会を催しています。
十五夜が‘芋名月’と言われているのに対し、十三夜は‘栗名月’‘豆名月’と言われていますが、食べ物の名が頭につくのってその季節をわかりやすく表していていいですよね。よく考えると、月と食べ物が一緒になっているっておもしろいです。庶民的な、生活と密着した感じがします。
‘後の月’‘名残の月’というのも聞いたことがあります。ちょっと情緒的な呼び名ですね。
十三夜は満月ではないですよね。あと少しで満ちる月を見る。そんな感覚って日本人らしい気がしますが、他にも何か理由があったのでしょうか。。。
十五夜の満月と十三夜の月見。ともかく昌福寺では両方しています。
実際ちゃんと両方お月見をすると、‘なんとなく’でもその理由が感じられるかもしれないのでは、と思っています。
昔からの風習にはやっぱり何かしら今でも残っている理由があるのだと思うのですよ。
今年の十五夜は本当に素敵な月空で、その中での中庭でのコンサート。とても幻想的なものとなりました。
そして十三夜。時季的に晴れの確率は十五夜よりは高いのですが残念ながらの雨。なんとも不安定な天候でした。それも秋らしいとも言えますよね!(←前向き前向き♪)ちょうど始まる頃に更に雨足も強くなってしまったのですが、それでも50名以上の方がいらして下さいました!ありがとうございました。
月は出なくても、いつものように先ずは本堂でお月見の法要。
お供えものは栗に葡萄に柿にお菓子にお月見団子。
秋の花に秋の新酒。
お経が終わると、副住職のお話があります。
このとき、私は庫裏で皆さんのお茶の用意をしているので残念ながら聞くことができません。。。
でも何やら笑い声とか聞こえると、何話しているんだろう〜?と気になります。まさか落語をしているわけじゃないでしょうし(笑)。
今回のお茶菓子の中の一品。
仏法夜話〜落語の巻〜のご報告(1)_e0094280_1738551.jpg甲府の三枝豆店で購入したのですが、ミ二栗せんべいの中におかきが入ったもの(外は甘く中がしょっぱくておいしい!気に入りました!)と福人形ボウロ。これをおりがみで作った袋に入れました。かわいいではないですか〜(自分で言うな?)
袋は主人と二人でセッセと折りました。
お菓子を入れるのは友人たちがしてくれました(ありがとうございました☆)。
そして・・・実はこのお菓子には仕掛けがあるのです。
当たりの札を入れたのです!!
さてさて誰が当たりかな?
そして景品は!?
by yu_kotopia | 2005-10-16 17:13 | お寺のこと


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